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特集:姿勢改善と身体の使い方
<第5回>今だからできる補足:O脚はプチ空気椅子

さて、前回は高級椅子を買ったけど上手く座れないというお話でした。次は股関節の話と予告しましたが、ちょっと補足を。当時は分からなかったことですが、ここでお話しておこうと思います。

仕事中はマイケルジャクソン

背もたれにもたれようとすると、どうしてもずり落ちてしまう。ずり落ちないように脚をふんばってしまう。会社勤めしてる時は気づいたら椅子に座ったまま爪先立ちしてふんばってたなあ。仕事中に大腿四頭筋やふくらはぎがつったりして。

↓座りながら爪先立ちする人

腰が抜けていた

今だから言葉にできますが、腰が抜けていたのです。どういうことかと言うと、骨に体重を載せずに、筋肉で体重を支えていたのです。だから力を抜けなかったのです。背骨-お尻で支えずに、腿と椅子の摩擦で支えてたんですね。

2013年、鈴鹿サーキットのイベントで。他の人の写真と比べると腰が抜けてるのが分かります。

立っている時を考えると、筋肉で体重を支えていると、骨で支えてないぶん不安定なので、少し腰を落として脚の筋肉で突っ張って支えようとします。つまりO脚になる。そういうことだったのです。

「少し腰を落として脚の筋肉で突っ張る」というのはスクワットの途中の姿勢、空気椅子と同じです。

O脚っていうのは多くの場合、空気椅子をやっているようなものなのです。脚が曲がってるのではなく、腰を落としているのです。

見た目の姿勢の問題じゃない

なぜ筋肉でがんばるのか?うーん、ガンバリズムの匂いがする。

身体の使い方が上手い人は、基本リラックスしているので、何か動作をしている時に意図せずどこかに力が入ったら分かるはずです。動きながら反射的に力を抜こうとするはず。力が入ってないから微修正できるし体重も使える。

あるいは例えばビクッとした感触で「この人は警戒しなきゃいけない」とか、自分の感情や気配をそうやって感じていると思います。

力で身体を保っている人はそれを感じようがありません。すでに警戒しているのと同じ状態なんですから。

もともとは「なにごとも一生懸命がんばらなくてはいけない」って真に受けただけかもしれません。ただ居てるだけのことに何も力む必要はないっていうことが実感としてイメージできないのです。

あるいは逆に警戒心がO脚や猫背を生んでいるのかもしれない。それでうまく動作ができず、ただ居ることもままならず余計に警戒する。そんなことすら思います。少なくとも、力を抜いたら倒れてしまうかずり落ちてしまうのですから、警戒を解くわけにはいかないのです。

自信をもってそこに居るのは難しいし、勘のいい人なら「腰の抜けた人だな」と感じると思います。

今は人のことがよく分かります(前よりはね)。

では、次回はいよいよ、股関節の本を読んでエクササイズしてみたというお話です。(続く)

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