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BARとボサノヴァ、ローカルな旅、響きあう時間

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シングルモルトを買ってきた

今日はボサノヴァとは全然違う、お酒の話です。今日は色々行くところがあってレンタカーを借りたので、ついでにシングルモルトウイスキーを買ってきました。

左から、

  • キルホーマン MACHIR BAY
  • グレンカダム 10年
  • アラン 10年
  • グレンカダム 12年 ポートウッドフィニッシュ
  • トミントール 12年 ポートウッドフィニッシュ

見る人が見たらYamayaで買ったってすぐわかるラインナップ。いずれもノンチルフィルターです。ワインで言えばシュールリーみたいなものだと思ってください。ビールで言えばサッポロラガー。また、右の2本はポートウッドフィニッシュ。何とかウッドフィニッシュってのはあまり好きではないのですが、ポートは別。

1本もなくなった

ここに越して来たときは何十本もあったシングルモルト。飲んで飲んで飲んで…時々買い足したりはしたものの、次の品揃えはどうしようかなと方針が決まらないまま少しずつ減って行き、とうとう1本もない状態になっておりました。

キルホーマン蒸留所

この中で特に感慨深いのは左端のキルホーマン。アイラ島で最も新しい蒸留所。通販サイトを見てみると、5年ボトルが出せるようになったようです。

Kilchoman Distillery | Single Malt Whisky Farm Distillery
Established in 2005, Kilchoman (pronounced Kil-ho-man) is one of the smallest distilleries in Scotland. Based on a farm on the rugged west coast of Islay, Kilchoman was the first distillery to be built on the island for 125 years.

5年経っただけじゃないんだからねっ!

「5年」と表示する場合、少なくとも5年、つまり、いちばん若いもので5年という意味であって、5年経ったものを端からボトルにつめていくわけではないのです。樽によって味も違うので、5年もの同士をブレンドして味を一定に(来年も同じ名前で出せるように)しようとするはずですし、美味しさのために10年ものをちょっとブレンドするとか、ブレンドしてから更に寝かせるとかするのは自由な訳です。もちろん、「この樽はもっと美味しくなりそうだからもっと寝かせよう」という選択も必要です。単に5年経ったのではないのです。

祝!5年ボトル

キルホーマン蒸留所には出来てすぐの頃に行ったことがあります。そこから向こうは大西洋しかないという地の果てみたいなところです。

 すぐ近くのブルイックラディ蒸留所に見学にいったら、「すぐ近くに新しい蒸留所ができてるよ、行ってみたら?」と教えてもらったので行ってみたのです。お母さんが出迎えてくれて、お嬢さんが案内してくれました。バスケットコートくらいの広さの倉庫で係の人(というより全部の係の人っぽかった)が「これが僕たちの全財産さ」と指差したのはほんの数個の小さい樽。

そんな訳で私としては、ようやく5年ものが出せるようになったんだね、おめでとうキルホーマン!という気分です。初めての収入が入るまでいろいろあっただろうけど、本当におめでとう。

今回のボトル

新しい蒸留所で安定して「◯年ボトル」が出せるようになるまでは、年数表示なしで毎年何か固有名詞をつけてデリバリーするという方法もあります。再稼働したアードベッグ蒸留所の「Almost There」なんて言うのは楽しいネーミングでした。

割合最近に出来たアラン蒸留所の場合だと、最初に5年ものが出て、その後年数表示がどんどん上がっていく、なんて面白いやりかたもありました。

今回入荷したのは5年ものとは別の固有名詞を持ったもの。どんな味か楽しみです。