響き

BARとボサノヴァ、ローカルな旅、響きあう時間

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後ろ半分の世界、こんにちは。

前回は坐骨で座ることで後ろ半分の世界に気づいたという話でした。

坐骨で座ると後ろ半分の世界が見えてくる | 響き
脚は思ってたより後ろから始まってた。脚は見えないところにある

身体そのもののイメージが変わった。

身体に厚みがあった。奥行きがあった。

見えてないところにも身体が続いてる。
坐骨ははるかに後ろだ。見えてないとこにも身体があったのね。

見えないものは分かりにくい(byジェダイマスターヨーダ)
を標榜する私にとって、かなり新鮮な体験だ。

同じ理屈で腕というか、肩にも厚みがあった。腕はこんなに後ろから始まってるのね。

見えてる前半分(いや、表面というべきか)と後ろがつながってる感じはまだよく分かんないけど、
どうやら自分というのは、見えてるとこより後ろにいるらしい。
中身があって、表から丸見えではないらしい。
暖簾の奥から「はーい、どちら様ですか」という距離感でいけるらしい。

そう思うと肩が少し後ろに動いて、座ってるあいだ背筋に少し力が入る。
背筋を使うと後ろに感覚がある。
あ、背中だ。背中に感覚がある。
見えないとこに身体がある。

見えてるとこだけでやっちゃう。慣れないことアルアル

これね、よくあることなんです。不慣れなことをやろうとしたり余裕がなくなったりすると、どうしても見える範囲だけでやってしまおうとする。身体が覚えるまでは目で見てやる。そういうもんです。

  • テニスや野球、卓球でバックスイングできない人。いわゆる「手打ち」ってやつ。
  • ボーリングで突き指になっちゃう人。
  • 荷物はまっすぐ上に持ち上げないといけないのに前に持ち上げる人。
  • スローモーションで椅子に座れない人。
  • 歳とった人が歩いてるの見てると腕や脚が後ろにいってない。前半分だけで歩いてる人が多い。
  • 「何こっち見てんねん」なんて言いたそうな人も腕や脚を横には広げて歩くけど後ろにはやってない。

でもどこかの時点で、見える姿じゃなくて内側からの感覚でやるように切り替えないといつまでも初心者のままです。初心者は大げさでも必ず超えられない壁がある。でしょ?逆に、センスのいい人は最初から内側の感覚でやる。内側の感覚がある。ニワトリが先か卵が先か問題です。

そして、

  • ギターを前半分だけで構える人…私です。ヒロシです。

さて、そうなったら今度は、後ろ半分の世界をどうやって身につけるか。次回に続く。