Incognito 40周年ツアー、この世に完璧は存在した。今がベストと言えるその理由

投稿者: arata 投稿日:

今年で結成40周年を迎えたインコグニート。私の20代のヒーロー。ニューアルバムを引っ提げての日本ツアー大阪ステージ、当時一緒にバンドやってたメンバーと行って来ました。

結成40周年、完全体に変態してピッシピシにタイト

まあ見てくださいこのトレーラー。

一緒に行ったギタリスト も言ってたけど、当時より遥かにタイト。ピシッピシです。こんなタイトな演奏見たことない。

MCで「自分よりすごいと思える人に周りにいてもらうようにしてる」と言ってたリーダーのブルーイ。今まで頻繁にメンバーを変えて来てます。今のメンバーがベストじゃないだろうか。

人間の能力を最後まで使い切る

熱い演奏とかそういうの超越してるんですよ。超ハイテクな人たちがガチで普通のことをするとこうなるよっていう、いい意味で無理がないんです。できることで組み立てられてる。じゃあ一体その無理の限界はどれほどなのって言ったらもう宇宙の果てまで遠くにあるわけですけど。誰も汗かいてない。だからこその超タイト。

誰も汗かいてないって、そんなん面白くないやんって思うのが普通です。でも違うんです。ほんとに集中してるから、熱くなるとか汗かくとかそんな無駄なことしないんです。いい言葉が見つからないんだけど、いわば超人の日常。

大御所大抜擢方式だから実現した緊張感

今がベストメンバーと言ったのには理由があります

みんな若いんです。大御所に大抜擢されてやってる。だから大スターの存在感みたいなとこでは勝負してない。「今年はどんな人連れて来たん?」なんて空気もありました。それが最初の一音で全員ノックアウト。そのくらいの人たち。

一方で大抜擢されてやってるんだから緊張感もある。だからこそ無理して破綻するなんてことはしない。ちょうどベストなところ目掛けて全員が集中してる。

いいメンバーを選んでるのは間違いないけど、「このおっさんとやるんだったらガチでやってやるか」と思わせる何かがあるんだろうな。

「ローリングストーンズが好きだったんだ。ジョージベンソンもアルマッケイも偉大だった。で、世界で一番好きなギタリストは誰か?それはこの人です」とメンバー紹介。とかね。

音の洪水に身を任せる

中盤ではそんなメンバー同士の煽り合い。ドラムとパーカッションだけステージに残って二人で延々と絡むソロはもう頭クラクラになりましたね。やる方も観る方も、何ビートとかどこそこのリズムとかぜーんぶ放り込んだ上で頭真っ白にリセットしてそこに現れる音の洪水に身を任せる。

ああ、ノックアウトされるってこんな感じだった。

インターネット時代へのアップデート

十年一日に見えるジャズ/ファンク界だって歴史は進んでいるのです。ネットであらゆる情報にアクセスできるようになった結果、みんなの当たり前のレベルが昔とは全然違う。それはメタルだろうがアニメだろうがみんなそうなんです。

メンバーも世界中から集まってるしね。

40周年記念アルバム

大阪に来たのは何回目だろうってくらい来てます。いつもお馴染みの「儲かりまっかー」に加えて今回は「のってるかーい」と大きな拳を挙げてお父さんノリノリでした。

最新アルバムの曲と往年のヒット曲で構成したステージ。サービス満点です。アンコールでは大きくサウンドが変わり出した頃の名アレンジ Nighs Over Egypt 。なるほど40周年構成なのね。

Nights Over Egypt は3分半くらいから。

ジャズファンクって音楽やってない人には勧めにくいジャンルなんだけど、ライブなら、今のインコグニートなら誰でも連れていける。

「一緒に神様を見ませんか?」

ってやつです。

「みんな歌ってー」

コ、コリブリでそれ言う?やっぱこの人ら尋常やないわ。

これ一緒に歌えると思ってる人たち

メンバー

http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/incognito/

  • Jean-Paul ‘Bluey’ Maunick(g)
  • James Berkeley(vo)
  • Joy Rose(vo)
  • Vanessa Haynes(vo)
  • Cherri V(vo)
  • Sid Gauld(tp)
  • Alistair White(tb)
  • Paul Booth(sax,fl)
  • Matt Cooper(key)
  • Francisco Sales(g)
  • Francis Hylton(b)
  • João Caetano(per)
  • Francesco Mendolia(ds)

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